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『きらいなやつ♂に告られました。』ネタバレ感想【木村きむ】


きらいなやつ♂に告られました。

2019年12月25日/ふゅーじょんぷろだくと

幼い頃から眉目秀麗・文武両道なハイスペック男子・トザキと比べられ、苦しめられてきたむっちん。 その上、むっちんが好きになった女の子はことごとくトザキに惚れてしまう。 しかしある日、敵視していたトザキから突然告白されてしまった! 以来トザキを意識しまくる日々が始まる。 一生懸命恋する男子が尊すぎる胸キュン青春系ボーイズラブ



単行本の構成

・表題作全4話
・同時収録作「ねぇ、センパイ」読み切り
・描きおろし番外編17P
・描きおろし「おまけ」1P
・描きおろし漫画「平田家」0.5P
・あとがき&作品解説0.5P
・キャラ紹介2P



ネタバレ感想

昔からすべてにおいて上を行く幼なじみに突然好きだと告白された主人公。

睦奥はハイスペックな幼なじみ・斗崎に対してずっとひがんでいたのに、告白された途端、あっさり意識し始めて…。

うーん、この展開にはだいぶ違和感がありました。 感情の動きが早く、入り込む前に話がどんどん進んでしまった印象。

睦奥が意識し始めたと思ったら、今度は斗崎が“好き避け”モードになり、すれ違いが続くことに。

全体的にテンポが落ち着かず、やや飛び気味に感じる場面もありました。睦奥の心情の変化にもう少し丁寧な描写があれば、もっと共感しやすかったかも。

ストーリーは王道の学園BLといった構成で定番感はあるものの、既視感のある展開。クラス公認のカップル設定も含め、やや都合のよさが気になりました。

それと波乱要素が明らかに物語から浮いているのも気になりました。睦奥が学校行事で女装したことで変態を引き付け、スクールカメラマンによる性犯罪が発生...。

ウブな二人がエロいことするきっかけのためだけに性犯罪を持ち出した感じがして嫌な気持ちになりました。しかも未遂ではなかったので余計に後味が悪かったです。

絵柄は可愛らしく、柔らかいタッチでキャラの表情の描き方も魅力的でした。少女漫画寄りの雰囲気なので、そこは好みが分かれるかも。

最後に収録されている短編は寮の同室の男子が実は淫魔だったという設定。こちらは導入部で躓いてしまいました。登場人物の顔立ちが似ていて、描き分けが甘めだっため入り込みづらかったです。



まとめ
・高校生
・幼馴染み
・攻の片想い
・スパダリヘタレワンコ×ツンデレ
・ラブコメ
・ラブシーン:普通
・地雷要素(人によって):なし
・修正:白抜き

 


きらいなやつ♂に告られました。


掲載誌:Web BABY