
ビター・シガー
2019年7月25日/笠倉出版社
・描きおろし番外編「No SMOKING」
・あとがきまんが
・カバー下おまけ
【2020/04/27に旧館に投稿したレビューをこちらに移しました。旧館の記事は非表示に変更】
『バニラ・ショコラ・シガレット』の隣人CP(豊橋×高槻)の前日譚・なれそめ編。
前作では高槻の性格が今一つ掴めず、長年交際している安心感からああいうわがままな態度や甘え方をしているのかなと思っていたのですが、なれそめ編を読むと慣れで増長したわけではないことがわかりました。
もともと芸術肌で感受性が強いタイプ。悪く言えば情緒不安定。可愛くなりたいと思っている人だけど、女性になりたいわけじゃない。BLでいう男の娘というより、もっと大きな枠組みのジェンダーレスな人としてとらえた方がしっくりくる感じ。
二人の出会いから恋に落ちるまでがじっくり描かれていて、前作で描かれた円熟カップルへと自然とつながっていく構成になっています。
言動から柔らかい人間性がにじみ出た包容力のある豊橋。わがままや欠点も含めて高槻のことをまるごと受け止めて可愛いと思える懐の深さが素敵です。
高槻が求める”かわいい自分”と豊橋のいう”かわいい”はスタート時点では同じなんだけど、恋の進展とともに豊橋のそれがだんだんと深い意味を帯びていくところにぐっときました。
最後の描きおろしの中で前作CPの椿たちもほんの少しだけ出てきます。その後の我妻さんも見たかったなぁ。あとがきで豆粒大の半身が見れただけw
描きおろしは後日談からいつの間にか場面が切り替わり、前作のプロローグみたいな感じになったかと思うと再び後日談に戻ってフェードアウト。あの電車のシーンは我妻×椿が職場で出会う前ということなのでしょうか。ちょっとわかりにくい構図。四人が揃う寸前を切り取った感じの寸止め後日談になっていますw

ビター・シガー【電子限定描き下ろし付き】【コミックス版】

ビター・シガー【分冊版】

バニラ・ショコラ・シガレット【電子限定描き下ろし付き】【コミックス版】

バニラ・ショコラ・シガレット 単話版

equal5周年限定小冊子
熊猫『バニラ・ショコラ・シガレット』
アオヒトヒラ『あいつと俺の「好き」の顛末』
壱あらた『それを恋と呼ばずになんと言う』
壱あらた『ノーダウトヒート』
背筋『俺の部下がエロい妄想をやめてくれない』
背筋『甘噛みをきみに』
オキノニコ『愛されたがりのアンチロマンス』
夏野はるお『ヘタレ魔王とツンデレ勇者』
百合アズル『pop one’s cherry』
黒田くろた『泣きっ面にハグ』
黒田くろた『それでも君と恋がしたい!』
垣崎にま『さっさとオレにアレ見せな』
垣崎にま『オオカミくんのうぶなごちそう』
かざみ幸『インモラルナイトメア』
楠いろ『花咲く僕らの恋わずらい』
楠いろ『うそぶく猫は恋を知る』
相野ココ『南くんはその声に焦らされたい』
入日マロ『熱くて溢れてナカまで蕩けて』
入日マロ『不機嫌なケモノの愛し方』
園瀬もち『やましい僕は君に甘い』
日高あゆこ『咲田さんは××でシてほしい』
井ノ宮みや『未熟なサイダー』
昼夜いす『アイラブユー・アイラフユー』
狼森圓『スイセイを追う』
丹野ちくわぶ『兄弟ごっこはもうおしまい』
櫻井タイキ『この手をどうぞ王子様』
