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『愛だの恋だの効く前に』ネタバレ感想【春田】


愛だの恋だの効く前に
2024年5月1日/新書館

光文社

 

自分の声を聞いた人に好意を持たれてしまう不思議な能力を持つ須東。ある日、須東が管理人を務めるマンションにホストの伊之瀬が引っ越してくる。なぜか彼には自分の能力が効かなくて……!?



単行本の構成

・表題作全7話
・描き下ろし番外編「海の見える家」4P
・描き下ろし番外編「夜標」5P
・電子限定おまけ漫画1P



ネタバレ感想
とあるマンションを舞台にした訳あり管理人と新入居者のドタバタラブコメ。

マニアックなキャラや少し変わった設定が多い春田さんですが、今回も攻が特異体質持ちという設定。

厄介な体質を持つが故にトラブルを起こさないようになるべく人と関わらずに生きてきた黒髪長身イケメンのマンション管理人・須東×須東が管理人を務めるマンションに引っ越してきた美形ホスト・井之瀬のお話。

須東は声を聞かれた人に好意を持たれてしまう特異体質の持ち主。須東の声を聞くと、血縁者以外の老若男女は惚れ薬を飲んだような状況になってしまい・・・。

効果は長くても5分程度とはいっても日常生活に支障をきたしていて大変そう😓

そんな中、伊之瀬にはなぜか特殊能力が効かないことが判明し、自分のおかしな体質にほとほと困っていた須東は原因究明のために井之瀬に協力してもらうことになり・・・という展開。

シリアスとコメディが入り混じった春田さんらしい世界観でしたが、いつもに比べるとキャラ立ちが弱く、全体的にあっさりとした印象。

訳ありノンケ×トラウマ持ちゲイという重い背景を持つ二人が恋に落ちるまでの描写がふわっとしていて、いつのまにか両想いになっていたのでやや拍子抜け感がありました。

ホストをしている井之瀬に粘着する女性ストーカーが二人の前に現れたり、須藤が伊之瀬が働いているお店でホスト体験したりと色んな出来事が起きるものの、それらがBLとしてあまりいかされていなかったような...。目まぐるしさやドタバタ感はあるけど、恋愛面はあっさり。

 


愛だの恋だの効く前に【電子限定おまけ付き】